赤ちゃんがぐっすり眠る!おくるみの寝かしつけ効果と使い方・選び方完全ガイド

「夜になると赤ちゃんがなかなか寝てくれない…」「おくるみって本当に効果があるの?」そんな不安や疑問を抱えていませんか?


私も2人の子どもを育てる中で、特に新生児期の寝かしつけには本当に苦労しました。抱っこしても、ゆらしても寝てくれず、夜中に何度も起きる毎日…。

そんなとき「おくるみがいいらしい」と聞いて、すがる思いで使ってみたのがきっかけでした。

おくるみは赤ちゃんにとって「おなかの中と似た感覚」を思い出させ、安心して眠るための心強いアイテムです。

ただし、正しく使わないと逆に寝ないこともあるので、使い方やタイミングがとても大切なんです。

この記事では、そんなおくるみが寝かしつけにどう役立つのか、効果的な使い方や寝ないときの対処法、赤ちゃんに合った選び方まで、ママ目線でわかりやすく解説します。

読み終えたあとには、今すぐ試したくなる寝かしつけのヒントがきっと見つかりますよ。


 おくるみは本当に寝かしつけに効果ある?基本と使い方を解説

おくるみは、赤ちゃんの寝かしつけを助けるためのシンプルで頼もしいアイテムです。

とくに生まれたばかりの赤ちゃんは、外の世界にまだ慣れておらず、不安や刺激で眠りが浅くなりがち。

そこで効果を発揮するのが、包まれる安心感を与えるおくるみなんです。

おくるみが効果的な理由は、赤ちゃんがママのおなかの中にいた頃の感覚に似ているからなんです。

適度な包まれ感でモロー反射(ビクッと手足が動いて目が覚めてしまう反応)を抑え、ぐっすりと深い眠りに入りやすくなります。

実際に私がおくるみを使い始めたとき、それまでちょっとした音や動きで起きてしまっていたのが、包んであげることで明らかに寝つきがよくなったんです。

巻いたままゆっくり抱っこしてトントンすると、5分ほどでスヤスヤ。これは本当に感動しました!

正しい使い方のポイントは、しっかり包むけれどきつすぎないことです。

赤ちゃんの両手を体に沿わせて軽く固定し、足は自由に動かせるようにゆとりを持たせるのが基本。

こうすることで股関節の発達を妨げず、安心して眠れるポジションを作れます。

そして大事なのは、いつからいつまで使えるか。おくるみは新生児期〜生後3〜4か月頃までが目安です。

窒息や転倒の危険があるので、使用をやめる具体的なタイミングとしては、寝返りを打つようになったときがベストかと。

おくるみは寝かしつけに効果的なツールですが、使い方や安全性を工夫することで初めてその効果を最大限に発揮してくれます。

おくるみの効果を知り正しく使えば、赤ちゃんの眠りがぐっと安定していきますよ。


おくるみを使っても寝ない…その原因と対処法とは?

おくるみを使っても赤ちゃんが寝ない、むしろ泣いて嫌がる…。そんなときは、「おくるみが合っていないのでは?」と不安になるかもしれません。

でも、それにはいくつか理由があります。巻き方やタイミング赤ちゃんの個性に合っているかを一度見直してみると、解決策が見つかるかもしれません。

まず考えられるのは、おくるみの巻き方が赤ちゃんに合っていないということ。

上記にもある通り、きつく巻きすぎると苦しくて泣いてしまい、

逆にゆるすぎると今度は、不安になってしまうことがあるんです。

なので、様子を見ながら赤ちゃんにあった巻き方を探す必要があるんです。

また、暑い季節に通気性の悪い素材を使っていると、蒸れて不快に感じて泣いてしまうことも。

私も最初は巻き方がよく分からず、赤ちゃんが泣いてしまって「あれ?逆効果?」と戸惑いました。

でも、素材をガーゼタイプに変えたり、巻く強さを調整したりするうちに、赤ちゃんも落ち着いてきて、スッと寝てくれるようになったんです。

また、おくるみだけに頼らず、寝かしつけの流れ(ルーティン)や環境を整えることも大切です。

たとえば、おくるみに包んだ状態で部屋の照明を暗くし、やさしい音楽を流してみる。

抱っこしてゆらゆらしながら、心地よいリズムでトントンする。こうした“合わせ技”が効果的なことも実は多いんです。

さらに、赤ちゃんによっては、体を動かすのが好きで、おくるみ自体が合わない子もいます。

そういう場合は、おくるみを無理に使わずに、スリーパーや寝袋タイプのアイテムに切り替えるとよく眠れるようになることも。

おくるみを使っても寝ないからといって、必ずしも「失敗」ではありません。

赤ちゃんの状態や好みに合わせて巻き方や環境を調整したり、別の方法に切り替えたりすることで、ぐっすり眠れる方法がきっと見つかります。


 寝かしつけに合ったおくるみの選び方|素材・形・季節で考える

赤ちゃんに合ったおくるみを選ぶことは、寝かしつけをスムーズにする大きなカギになります。

おくるみにはたくさんの種類や素材がありますが季節・赤ちゃんの月齢・肌の敏感さに合わせて選ぶと、より効果を発揮しやすくなります。

まず注目したいのが素材。夏の暑い時期には、通気性がよくて軽いガーゼやコットンがおすすめ。

冬は保温性のある綿素材や起毛タイプが向いています。

ただし、赤ちゃんは体温が高いので、暖かすぎると汗をかいて逆に不快になってしまうこともあります。だからこそ季節に合った素材選びはとても重要なんです。

うちの下の子は夏生まれで、最初に使ったおくるみは厚手のものでした。

これが原因で暑がって寝苦しそうにしていたんですね。そこでガーゼ素材に変えたところ、肌触りがよくなったのか、スッと眠れるようになったんです。

次に注目したいのが形です。長方形タイプのおくるみは、昔ながらの包み方ができて自由度が高いですが、少し巻き方の練習が必要です。

一方で、ファスナーやマジックテープ付きのポケット型おくるみは、簡単に装着できるので育児に不慣れなママ・パパにも人気です。

デザインによっては、手足を中に入れてしっかり固定するタイプと、腕を外に出せるゆるやかなタイプもあります。

赤ちゃんの動きの好みや成長具合に応じて選ぶと、より快適に使えますよ。

さらに、実際に使ってみないと分からない部分もあります。

「手触りが気に入ったのかよく寝てくれた」「音に敏感だから、カシャカシャ音がしない素材にして正解だった」など、私自身の体験からも、赤ちゃんによって反応はさまざまでした。

おくるみは「どれでもいい」わけではなく、赤ちゃんに合った素材・形・季節を考えて選ぶことで、寝かしつけ効果が大きく変わっていきます。

よく眠れるおくるみが見つかれば、親にとっても子どもにとっても大きな安心になりますよ。


まとめ|おくるみは寝かしつけの強い味方。赤ちゃんに合った使い方で快適な夜を

おくるみは、赤ちゃんが安心して眠るためのとても優れたアイテムです。ただし、「巻けば寝る絶対の布」ではありません。

正しい使い方や赤ちゃんに合ったタイプを選ぶことが、寝かしつけを成功させるカギになります。

巻き方、使用期間、安全面、素材の選び方など、基本を押さえたうえで、赤ちゃんの好みや成長に合わせて調整していくことが大切です。

そして、もしおくるみでうまくいかないと感じたら、無理に続けず、ほかの寝かしつけ方法と組み合わせたり、新しい方法を試したりしてもいいのです。

「これが正解」という方法はありません。赤ちゃん一人ひとりに合ったスタイルを見つけていくことが、心地よい眠りへの第一歩になります。

おくるみはそのための頼もしい味方。赤ちゃんも、ママ・パパも、ぐっすり眠れる夜が増えますように。