
「手作りしたいけど、何をどうやって作ればいいの?」そんな悩みを抱えていませんか?
手作りしようと思っても、レシピが分からない、時間がない、失敗したらどうしよう…。
でも大丈夫!実際に作って大好評だった「簡単で安全な手作りおやつ」をお教えします!
今日から始められる超簡単レシピから、成長に合わせた本格おやつまで。
愛情たっぷりの手作りおやつで、赤ちゃんの笑顔を見てみませんか?
赤ちゃんに安心安全!手作りおやつの基本とおすすめレシピ

手作りおやつは市販品にはない優れた点があります。さらに基本を覚えれば、誰でも簡単に作ることができます。
ではなぜ手作りおやつが赤ちゃんに良いのでしょうか?そのメリットを確認していきましょう。
おやつの材料が分かる
市販品には保存料、着色料、人工甘味料など、赤ちゃんには必要のない成分が含まれていることがあります。
手作りなら、使う材料すべてをお母さんが選べるので安心です。
また、赤ちゃんの発達段階に合わせて作れることも大きなメリットです。
生後7ヶ月の赤ちゃんと1歳の赤ちゃんでは、噛む力や飲み込む力が全然違います。
市販品は幅広い月齢に対応するため、どうしても「平均的」な硬さや大きさになってしまいます。
でも手作りなら、その子の成長に合わせて「今日はもう少し硬くしてみよう」「まだ柔らかい方がいいかな」と調整できます。
新鮮さが違う
市販品は製造から店頭に並ぶまで時間がかかりますが、手作りなら作りたてを食べさせてあげられます。
栄養価も高く、味も格段に美味しいのです。
我が家で大人気の簡単レシピをご紹介します。
- 「バナナ蒸しパン」。バナナ1本をつぶし、小麦粉大さじ3、ベーキングパウダー小さじ1/2と混ぜ、電子レンジで2分加熱するだけ。甘味はバナナだけなので、砂糖不使用で安心です。
- 「かぼちゃクッキー」。茹でたかぼちゃ100gをつぶし、小麦粉大さじ2と混ぜて平たく成形し、オーブントースターで10分焼きます。自然な甘さで赤ちゃんも大喜びです。
- 「りんご煮」。りんご1/2個を小さく切り、少量の水で柔らかくなるまで煮るだけ。月齢が小さい時はすりつぶし、大きくなったら形を残します。
※アレルギーがある場合は、小麦粉の代わりに米粉を使ったり、卵不使用のレシピを選んだりできます。
手作りなら、その子に合わせて自由に調整できるのが最大の魅力です。
手作りおやつの基本ルールは3つです。
1.「無添加で自然な材料を使う」
砂糖や塩は極力使わず、果物や野菜の自然な甘味を活かします。
2.「月齢に適した硬さと大きさにする」
7〜8ヶ月は歯茎でつぶせる硬さ、9〜11ヶ月は前歯で噛める硬さ、1歳以降は奥歯で噛める硬さが目安です。
3.「衛生管理を徹底する」
清潔な手と道具で作り、作ったその日のうちに食べ切るか、冷凍保存します。
これらのルールを守れば、安全で美味しい手作りおやつが完成します。
いつから?どのくらい?赤ちゃんのおやつタイミング完全ガイド

赤ちゃんのおやつは生後7〜8ヶ月頃から始められますが、食事に影響しない量と時間を守ることが重要です。
おやつは「第4の食事」として、栄養補給の役割を果たします。
離乳食が1日2回しっかり食べられるようになったら、おやつデビューの時期です。なぜこの時期なのでしょうか。
それは、赤ちゃんの胃袋は大人の1/10程度しかありません。
つまり、1回の食事でたくさんの栄養を取ることができないのです。
1日3回の離乳食だけでは、成長に必要な栄養やカロリーが足りない場合があります。
そこで「おやつ」が第4の食事として重要な役割を果たします。
ただし、おやつは「お楽しみ」ではなく「栄養補給」が目的です。
甘いお菓子をたくさん食べさせるのではなく、不足しがちな栄養を補う食べ物を適量与えることが大切です。
また、おやつの時間を決めることで、生活リズムも整います。
月齢が上がるにつれて、おやつの役割も変わります。
- 7〜8ヶ月では栄養補給が主目的
- 9〜11ヶ月では手づかみ食べの練習
- 1歳以降は食べる楽しさを学ぶ場にもなる
月齢別のおやつスケジュール例をご紹介します。
7〜8ヶ月の場合
午前10時頃に果物や野菜を中心としたおやつを少量与えます。
量の目安は大さじ1〜2程度です。
我が家では、バナナを輪切りにしたものや、柔らかく茹でたにんじんスティックから始めました。
9〜11ヶ月
午前と午後の2回におやつタイムを設けます。
午前10時と午後3時頃が理想的です。量は大さじ2〜3程度に増やします。
この時期は手づかみ食べが始まるので、つかみやすい形のおやつがおすすめです。
1歳以降
大人と同じように午後3時頃の1回が基本です。
量は子供茶碗に軽く1杯程度。
食事の2時間前には終わるようにし、夕食に影響しないよう気をつけます。
※注意すべきNGなおやつ
1歳未満では蜂蜜、ナッツ類、生の卵白は避けます。
また、
- 硬すぎるもの(せんべい、飴など)
- 小さすぎるもの(ぶどうの丸ごと、ミニトマトの丸ごとなど)
これらは、窒息の危険があるため注意が必要です。
おやつタイミングの基本は「規則正しく、適量を」です。
規則正しいおやつタイムは、赤ちゃんの生活リズムを整え、食事への興味を育てる重要な時間なのです。
親子で楽しむ!手作りおやつで育む愛情と食育

手作りおやつは単なる栄養補給ではなく、親子のコミュニケーションツールであり、食育の第一歩でもあります。
一緒に作り、一緒に食べる時間が、赤ちゃんの心と体の成長を促します。
手作りおやつには、市販品では得られない特別な価値があります。
それは「愛情」と「学び」です。
お母さんが一生懸命作ってくれるおやつを食べることで、赤ちゃんは愛されている実感を得ます。
また、作る過程を見せることで、食べ物がどうやってできるのかを自然に学べます。
赤ちゃんは生後6ヶ月頃から、大人の行動をじっと観察するようになります。
お母さんが材料を混ぜたり、焼いたりする様子を見ることで、「食べ物は作るもの」という概念を覚えます。
これが将来の食への興味につながるのです。
また、手作りおやつタイムは親子のスキンシップの時間でもあります。
「美味しいね」「もう一口食べる?」などの会話を通じて、言葉の発達も促されます。
赤ちゃんの「美味しい」という表情を見ることで、お母さんも幸せな気持ちになれます。
さらに、一緒におやつを作ることで、赤ちゃんの五感が刺激されます。
材料を触る触覚、香りを嗅ぐ嗅覚、音を聞く聴覚、色を見る視覚、味わう味覚。
すべての感覚を使った体験は、脳の発達に良い影響を与えます。
・我が家での手作りおやつタイムをご紹介
1歳の次男はまだ作ることはできませんが、私が作っている間、ベビーチェアに座って見学しています。
「今日は何作るのかな?」「バナナだね」「混ぜ混ぜするよ」と実況中継すると、興味深そうに見つめています。
2歳半の長男は、簡単なお手伝いができるようになりました。
材料をボウルに入れる、スプーンで混ぜる、型抜きをするなど、できることから一緒にやっています。
最初はぐちゃぐちゃになりましたが、今では上手にできるようになりました。
作ったおやつを食べるときは、必ず一緒に座って食べます。
「甘くて美味しいね」「今度は何味にしようか?」など、会話を楽しみながら食べることで、食事の時間が楽しいものになります。
・保存方法も大切なポイント
手作りおやつは保存料が入っていないので、常温では当日中に食べ切ります。
冷蔵庫なら2〜3日、冷凍庫なら1ヶ月程度保存できます。
小分けにして冷凍しておけば、忙しい日でもすぐに手作りおやつを食べさせてあげられます。
衛生管理では、作る前の手洗い、清潔な調理器具の使用、作ったらすぐに食べるか適切に保存することを徹底しています。
手作りおやつの真の価値は、栄養や安全性だけではありません。
親子のコミュニケーション、食への興味の育成、五感の刺激、愛情の伝達など、多くの学びと成長の機会を提供してくれます。
赤ちゃんと一緒に作る時間、一緒に食べる時間は、かけがえのない親子の思い出になります。
また、手作りおやつを通じて、「食べ物は大切なもの」「作ってくれる人への感謝」「自然な味の美味しさ」を伝えることができます。
これらは将来の食習慣や価値観の基礎となります。
手作りおやつは、赤ちゃんの体だけでなく、心も育ててくれる素晴らしい食育ツールなのです。
【まとめ】愛情たっぷり手作りおやつで赤ちゃんの健やかな成長をサポート

手作りおやつは、赤ちゃんの体と心の健やかな成長をサポートする最高のツールです。
安全性、栄養、愛情、食育のすべてを満たす手作りおやつを通じて、素晴らしい親子時間を築いていきましょう。
ここまで手作りおやつの様々な側面についてお話ししてきました。
安全な材料選び、適切なタイミング、親子のコミュニケーション。
すべてに共通するのは「赤ちゃんを大切に思う気持ち」です。その気持ちが形になったのが手作りおやつなのです。
手作りおやつライフは、決して難しいものではありません。
大切なのは「赤ちゃんを思う気持ち」と「楽しむ心」です。
市販品に頼りがちな現代だからこそ、手作りの温かさは特別な意味を持ちます。
安全で栄養豊富なおやつを通じて、親子の絆を深め、食への興味を育て、健やかな成長をサポートしていきましょう。
手作りおやつは、赤ちゃんへの最高のプレゼントであり、お母さん自身の成長にもつながる素晴らしい体験です。
今日から、愛情たっぷりの手作りおやつライフを始めてみませんか?きっと赤ちゃんの笑顔が、あなたの一番の報酬になるはずですよ。

